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快適生活研究所情報 2010年08月号

経営姿勢:当社は「いのち」と「こころ」を大切にする経営に徹します

経営理念:信頼のネットワーク、人に優しい天然素材で快適生活のお手伝い

(1)日本国民に告ぐ 藤原 正彦 氏

文芸春秋7月号に23ページに渡り掲載された内容を簡単にはご紹介できない。しかし普天間問題で揺れる日本にあって刮目すべき内容であることは間違いない。藤原正彦氏は数学者で長年米国や英国に留学され、5年前の著書「国家の品格」がベストセラーとなった。氏も述べているが私達日本人の多くは今も先の太平洋戦争を日本の全責任と考え、東条英機など日本軍人たちが国民を騙し、戦争に追い込んでいったと信じている。そしてアメリカから押し付けられた新憲法を「平和憲法」として今も大切に守ろうとしている。しかしこれが全てアメリカが意図した謀略だとしたらどうだろうか。

氏はアメリカの巧妙な謀略を客観的な事実に基づいて論証している。もうじき広島、長崎の原爆記念日を迎える。実に21万人が犠牲になった。皆一般市民で、軍人でも軍需工場で働いていた訳ではない。その他都市部に対する無差別爆撃で数十万人の市民が亡くなった。

昭和20年6月29日私を身ごもっていた母は岡山で空襲に会い姉の手を引いて逃げ回ったそうだ。明らかな国際法(ハーグ条約)違反を犯しながら今もって国際的に糾弾されていない。 藤原氏曰く「家族愛、郷土愛、祖国愛、この三つの愛が健全に育ってはじめて愛も崇高な人類愛を持つことができる。三つの愛なくして人類愛は砂上の楼閣にすぎない。」

戦後65年もの長きに渡って米軍に基地を提供している国は正常と言えるだろうか。しかも抑止力を盾に沖縄県民に押し付けていることに心苦しさを覚える。普天間問題は私達が国を守ることを真剣に考えるよい機会ではないだろうか。

(2)詩集 くじけない 柴田 トヨ さん 99歳

先日本屋さんで偶然素晴らしい詩集に出会った。柴田さんのみずみずしい感性と優しさに感銘を受けた。最後の詩「秘密」の次の言葉「九十八歳でも恋はするのよ 夢だってみるの 雲にだって乗りたいわ」を読み終えた時、私も64歳だけど柴田さんに負けないで精一杯頑張ろうと思った。感動の2編をご紹介します。(飛鳥新社 1,000円)

倅にT

何か つれえことがあったら 母ちゃんを 思い出せ 誰かにあたっちゃあ だめだ あとで 自分が 嫌になる ほら 見てみなせ 窓辺に 陽がさしてきたよ 鳥が 啼いているよ 元気だせ 元気だせ 鳥が 啼いているよ 聞こえるか 健一

あなたに

出来ないからって いじけていてはダメ 私だって 九十六年間 出来なかった事は 山ほどある 父母への孝行 子供の教育 数々の習いごと でも 努力はしたのよ 精いっぱい ねえ それが 大事じゃないかしら さあ 立ちあがって 何かをつかむのよ 悔いを 残さないために

(3)夏季休暇のお知らせ 恐縮ですが8月10日から15日までお休みさせて頂きます。