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快適生活研究所情報 2015年8月号

経営姿勢:当社は「いのち」と「こころ」を大切にする経営に徹します

経営理念:信頼のネットワーク、人に優しい天然素材で快適生活のお手伝い

(1)人生はまだまだこれから 画家 後藤はつのさんに学ぶ

驚きました。御年112歳、今でも展示会を開く現役の画家なんです。絵を習い始めたのは子育て、孫育てを終えた73歳とお聞きし、またまたびっくり。きっかけは息子さんから「何もしないとボケるよ」と言われたことでした。「カルチャースクールに行こうと思い立ち、フランス刺繍を希望しましたが、生憎空きがなくて、直ぐに入会出来る油絵にしました。ちっとも上手くならないもので熱心ではありませんでした。しかし息子が絵の具セットを用意してくれた手前辞めるわけにはいかず、コツコツやっていましたら、先生が頑張りを認めてくれて、展示会に出品することになりました。何を描けばいいか全然思い浮かばなかったのですが、ふと故郷の赤倉温泉の情景が鮮明に蘇ってきました。あの楽しかった頃のことなら描けるかもしれない。百号の絵に挑戦しました」後藤さんの家は「貧乏人の子沢山」と言われるように9人兄弟の長女で、尋常高等小学校に進学しましたが、上の女学校に進学するのは困難でした。14歳の時どうしても勉強したくて、昼間は行儀見習いとして働きながら、東京の夜間の女学校に進学しようと決意し上京しました。ところが、入学手続きのお金がなくて結局進学を諦めざるをえませんでした。親から直ぐに戻るように言われましたが、私が無理なら6人の妹たちを女学校に行かせようと、結婚後もコツコツお金を貯めて女学校に通わせたそうです。「自分の夢は叶いませんでしたが、妹達を進学させてあげることが出来たのは長女としての喜びであり、誇りでした」百号の絵は百歳までに22枚描きましたが、毎年出品していた現代童画展で96歳の時に描いた絵が文部大臣奨励賞に輝きました。「ですから、私は言うんです。何事も出来るか出来ないかではなくて、やるかやらないかだって。私のこれまで生きてきた実感です」このメッセージはもう直古希を迎え、生涯現役をと言いながら一抹の不安を抱いていた私にとって大きな励みになりました。後藤さん感謝です。

(2)熊谷育美さんの歌に感動

先日ラジオで彼女の「雲の遥か」という歌(1番だけ下記します)を聞き思わず・・・。宮城県気仙沼のご出身でこの歌は震災前の15歳の時に作られたそうで、不思議なことに励ましの歌になっています。これから、ぐんぐん頭角を現してこられるでしょう。応援したいなと思います。
 田んぼを見渡して故郷と思い合わせた 電車に揺られながら窓越しに記憶を辿る
 あの頃は夢に溢れて一本道しかなかったけれど  
 あの頃に夢見た今は上手く行かないことだらけで
 もしも弱音を吐いたなら 昔のように叱ってほしい 負けるなと 負けるなと
 強く抱きしめて受け止めて

(3)まもるくん豆知識 蚊が寄り付きません

 毎年家の前の道で商工会主催(弊社も入会)の花火を見ています。折り畳みイスを邪魔にならない道の端っこに置き、打ち上げ時間の30分間楽しませて頂きます。勿論見る前に肌が出ている顔や手足に「まもるくん」を擦り込んでいます。その甲斐あってその間、蚊は寄り付きません。
 この季節になると「まもるくん」をお買い上げ頂く保育園があります。ここでも園児たちを外に遊びに連れて行く時に、同じようにされています。「まもるくん」は化学薬剤ではなく天然植物成分100%ですから安心してお使い頂いています。お試し下さい。