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「まもるくん」によるノロウィルス不活性化試験

目的 : 「まもるくん」によるウィルス不活性化試験
方法 : 現在ノロウィルスのの汎用細胞培養が確立されていないため、通常類似ウィルスとして
     試験に用いるネコカリシウィルス(feline calici virus)を使用し、TCID50%法で不活性
     化率試験を行なった。

試験結果
作用時間 不活性化率
30秒 96.88%
1分 99.62%

 ノロウィルスおよびその類縁種ウィルスに対して、「まもるくん」による除菌効果は接触時間1分で99%以上
の不活性化を見ることができるが、有機物存在下における同類ウィルスの繁殖率の高さを考えると、充分な
清拭により残余の栄養物の除去された状態での使用が望ましいと推察される。
                                     試験者 社会システム総合研究所株式会社
                                          薬剤師 衛生検査技術師 宮明邦夫
                                          2009年10月2日