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快適生活研究所情報 2025年5月号 |
経営姿勢:当社は「いのち」と「こころ」を大切にする経営に徹します
経営理念:信頼のネットワーク、人に優しい天然素材で快適生活のお手伝い
(1)殿ご乱心。
春夏秋冬、多少の遅れや早まることはあってもほぼ大きな変化はなく一定の秩序が保たれています。(最近の気候変動は残念ですが)そこに平和で穏やかな美しさがあり、自然の私達への優しさと思いやりを感じます。「あるべき物が、あるべき場所に、あるべき様に、ある」と山本周五郎さんがある小説で述べています。最近、スポーツジムで仲間たちとの対話はトランプの関税措置の話ばかりです。「アメリカは民主主義国のリーダーであり、一党独裁、権威主義を押さえる、そういう国だとばかり思っていたのに。」「裏切られたという思いだな。」「何を考えているのか、トランプは相互関税で世界の貿易秩序を壊して、世界は大混乱だよ。どう後始末するんだろう。」「確かWTOはこれまでアメリカが主導して自由な貿易へのルールを作って、牽引してきたよね。」「安倍首相と自分が締結した日米貿易協定を忘れたのかな。こんな思いもよらないことをやるなんて。みんな呆然としているよ。」「欧州、特にNATO諸国は軍事力増強に舵を切った。日本も核保有を言い出す人が増えると思うよ。」「まあ、五里霧中というのが正直なところじゃないか。」「軍事予算をまた増やせと言ってくるだろうな。間違いないと思うよ。」「自民党はこれまで日米安保条約を外交の基軸だと言ってきたし、民主党政権でさえ変えなかったよな。」「しかし、アメリカのこの様変わりで政府も国民も、アメリカは本当に守ってくれるのかって不安になってくるよな。」「これから日本はどうするんだろう。見直さざるをえないだろうな。」「欧州は準備が出来次第、米国と一線を画すようになると思うよ。」「そうだろうな。信頼を得るのには長い年月がかかるけど。民主主義から功利主義に価値観を変えたアメリカにはもうついていけないだろうな」「日本も考えないと。我々も損得しか考えない人を友人にはしないよね。その意味で遠からずアメリカとの関係は。」「しかしアメリカが今更生産国に戻るとは思えないけどな。」「無理無理。一度楽を覚えた人が、コツコツ働く工場労働者に戻るなんて。」「商売が信用で成り立っていることぐらいトランプは分かっていると思うけどな。ロシアを見たらわかる。全く信用されない。」「日本はどうすればいいのかな。」「トランプに誠心誠意ことを分けてアドバイスするしかないだろうな。聞くわけがないと思うけど、諦めないで。」というところで会話は終わりました。日本の誇るべき武士道精神は世界から信用を得ています。「正義、勇気、仁愛、礼儀、誠実、名誉、忠誠」が武士の行動規範であり、今も我々日本人の心に脈々と受け継がれています。日本人が世界から尊敬を集めているのは恐らくそのせいだと思います。幸い日本が占領していたパラオや台湾、インドネシアなどは今も親日的です。皆日本人を好意的に見てくれています。世界からサッカーワールドカップや世界野球での「日本の振る舞い」について大きな称賛を得ました。トランプ大統領にディール以上に大切なものがあると諭す国は日本だけではないでしょうか。
(2)感染症にご油断なきように。
あれだけ大流行した新型コロナウイルスはこの所落ち着きを見せています。しかし、今年に入ってからRSウイルスが例年より早期に増加しましたし、最近では百日咳が流行り、既に感染者が昨年を上回っています。まさに継続は力なりで「まもるくん」の製造元宮明社長からは「除菌習慣を身に付けることが大切だ」と話されています。コロナ、インフルエンザ等感染症の予防に「まもるくん」を継続的に使用することをお勧めします。納入先の特養では毎年インフルエンザで悩まされていたのに「まもるくん」導入で驚くほどの効果が出て喜んで頂いています。それでも油断は禁物で、忘れたころ復活してきます。コロナウイルスの時の苦い経験を忘れないでください。