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From 2002 信頼されて |
(1)新プロジェクトX 台湾新幹線、日本の物づくりの極致。
2007年開業した総延長300kmの台湾高速鉄道。これは日本が初めて海外に輸出した新幹線です。台湾は日本に50年間統治されていましたので、比較的に日本人を理解しているのではと思っていましたが、その違いを埋めるのは並大抵ではありませんでした。レールとレールを繋ぐには溶接が必要で、精度の高い溶接技術と優れた研磨が求められます。その箇所何と5万3千箇所。許される誤差は僅か1mm。これについて当初台湾の溶接工達になかなか理解されませんでした。彼等はそこまでの精度が何故必要なのか分かりませんでしたし、多分過剰品質だと思ったのでしょう。それよりも、支払われるお金だけ働けばいいと考えたし、早く家に帰りたいという思いが優先していました。台湾の女性通訳陳さんが日本人幹部に「早仕舞い制度」(成果主義?)を提案し、導入されてから技術者のモチベーションが上がり、溶接、研磨技術も向上していきましたが、その理解を得るまでかなり時間を要しました。あなたの親、兄弟、友人達が事故に遇えばどうなりますか、そこまで考えるに及んで初めて納得したようです。戦後昭和20年代の国鉄時代Ⅾ51などの蒸気機関車に乗ると、コトンコトンとレールの継ぎ目の音がしていたのを覚えています。とても懐かしい思い出ですが、新幹線にはレールの継ぎ目の音がなく、ほとんど揺れを感じません。従ってテーブルの上に置かれたコーヒーが揺れで零れることは全くありません。YouTubeを見ますと初めて日本の新幹線を経験する海外の方々は一様に驚かれています。新幹線は技術者の誇りであり、物づくりの極致です。そして世界に誇る日本の宝です。
6月号で安全性について取り上げましたが、公共の乗物はその上に「安心」でなければなりません。
(2)地球温暖化が感染症の元凶?
インフルエンザやコロナウイルス等感染症が知らず知らずの内に私達の身近な脅威になっています。世界のトップ指導者は全く関心がありません。マスコミも目立った報道はしていません。真夏にインフルエンザが全国で流行るという異常な事態が起こっています。そして感染症と共に季節を問わず起こる食中毒。これは病原菌の活動が通年化しているということでしょう。
「気候変動に伴う変化は比較的ゆっくり進行するかもしれませんが、感染症の世界的な大流行とは異なり、逃れることが決してできないものです。地球の大部分が生存できないほどの灼熱となり、温度が下がることはありません。直接的な効果として破滅的であるばかりでなく、新たな感染症の大流行のような将来的な危機に社会が対処できなくなります。」考古学・生態学・気候学の研究者からなるこの国際共同研究チームのワーニンゲン大学のM・シェーファー教授は述べています。先に世界が経験した新型コロナウイルスと比較にならないほど壊滅的なものになるだろうとも研究チームは指摘しています。先に起こった熱波被害、川やダムの枯渇、線状降水帯による極端な水害、ネパールの土石流はその予兆だと思われます。このような研究者の予測が現実のものになっています。一度破壊された自然は二度と返ってこないと私達は早く気付くべきです。今の流れを私たちの力では止めることは出来ませんが、今個人でやれることは普段から感染症予防対策を心がけることではないでしょうか。
経営姿勢:当社は「いのち」と「こころ」を大切にする経営に徹します
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