HOME > 快適生活研究所情報 > 最新号
![]() |
快適生活研究所情報 2025年10月号 |
経営姿勢:当社は「いのち」と「こころ」を大切にする経営に徹します
経営理念:信頼のネットワーク、人に優しい天然素材で快適生活のお手伝い
モットー:「まもるくん」は除菌習慣を身に付けるためのパートナー
(1)安部龍太郎作「等伯」
知人に勧められて読んだのですが、この本に魅了され蔵書の一つに加えました。まるで北斎が描いた富嶽三十六景のようにその構想力とスケールの大きさ、そして作者の造詣の深さに驚嘆しました。長谷川信春(等伯)は桃山時代を代表する日本画の絵師です。その苛烈な人生の、原因の大半は自身の絵に対する飽くなき欲望からきたことのように思います。それを越えて、その中に狩野派を越える新たな技法、境地を開きました。目に見えない力に導かれて、兄弟との確執や叡山焼き討ちそして愛する我が子の死等様々な過酷な経験をしましたが、それさえも自分の絵の糧としてしまうのが、天才の凄い所だと思います。天はこの才能を引き出すために、そこまでして、世のために生かしめたのですね。それと天才等伯にして彼の目標や成果が広く認められるまでには数年ではなく、10年以上かかったということです。それが実に見事に描かれていて、長年地道な努力を続け、諦めないで、夢を追い続けている者にとって、心の懊悩を少し和らげ、今後の励みになったことでしょう。
そしてこの作品を書くために安部龍太郎氏はどれほど調べ、どれほど歴史を勉強されたのか。想像に難くありません。彼はこの作品で直木賞に輝いています。
読書は楽しいですね。読めば読むほど次の本が読みたくなります。人間の創造力、想像力と共に豊かな表現力の果てしない力に、ただただ驚かされます。
(2)疥癬ダニに「まもるくん」流行り出していますのでご注意下さい
最近数か所の特別養護老人ホームさまから疥癬ダニで困っていますと「まもるくん」のご注文を頂きました。また弊社販売サイト「おちゃのこネット」でも、ご注文と共に同様なコメントが寄せられています。弊社の20年来のお得意先さまからも、随分前のことですが、もう大丈夫と安心していたら、デイサービスの利用者から持ち込まれ、以来送迎車に「まもるくん」を置くようにしましたとか、他にも入所予定者さんが持参されたお薬から気づき、すんでのところで止めることが出来ましたといった生々しい経験をお聞きしたことがあります。弊社HPで感染者が出たらどう対処すればいいのか長年の経験から、また製造元の専門的な知見から、具体的に掲載しておりますので、参考にして頂きたいと思います。