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快適生活研究所情報 2005年11月号

弊社経営理念
信頼のネットワーク、人に優しい天然素材で快適生活のお手伝い

(1)森林浴に抗がん効果

10月14日の朝日新聞によりますと、農林水産省の独立行政法人・森林総合研究所が以下の研究成果を発表しました。

実験の対象は東京都内の企業に勤める37−55歳の男性会社員12人。それぞれ残業や通勤時間が長く、高いストレスにさらされている人が選ばれました。12人は、9月2日から3日間、長野県飯山市内の森林に滞在。1日目は雑木林で午後から2時間、2日目はブナ林とスギ林に囲まれた遊歩道を2時間ずつ散策しました。2日目と3日目に血液検査をし、ふだんの状態と比べたところ、がん細胞を破壊するナチュラル・キラー(NK)細胞の元気度を示す「NK活性」が、2日目で平均26.5%、3日目で同52.6%上がりました。血中のNK細胞の数や、NK細胞が出す「抗がんたんぱく質」も増えていました。

自然の治癒効果について何故そうなるのかメカニズムは分かりませんが、実験の結果は明らかです。

(2)神宮寺住職 高橋道方(卓志)さまについて

お寺は長野県松本市浅間温泉にあります。お寺の本堂には丸木位里、俊夫妻の筆による被爆図が描かれた襖絵88点が収められています。高橋住職は父親の下で修行していた頃、山田無文老師の通訳としてニューギニアの慰霊に出かけ、千人以上の兵士が戦死した洞窟で大変なショックを受けました。その洞窟は泥水で覆われ、足下に千体余りの遺骨が埋まっていました。高橋住職は遺骨の上に立ち、周りに慰霊に来られた方々の号泣が響き渡る中で、魂を揺さぶられ、今まで自分は何をしてきたのかと真剣に考えられたそうです。以来ターミナルケア死を直前にした患者さんに宗教を媒体とした精神的、心理的治療に取り組み、国際障害者年以降は、松本市の障害者共同作業所・筑摩工芸研究所への協力、チェルノブイリやタイへの医療支援などに取り組まれています。最近は観音堂、アバロホールが完成したことにより、子供図書館、檀家さんを対象にしたお年寄り会など尋常浅間小学校の展開と合わせて3世代が集う寺を目指し活動の幅を広げられています。

(3)MAMORUKUN豆知識(28) 実証されたヒノキチオールの快適性

SD法と呼ばれる官能評価を用いた心理反応の際、使われた精油(タイワンヒノキを含む19精油)の内、典型的な反応が見られたのはタイワンヒノキです。自然感を強く感じ、緊張の度合いが減少し、精油を嗅いだ時に血圧が低下し、作業能率が最も高くなることが明らかになりました。

MAMORUKUNはタイワンヒノキ、青森ヒバ精油から抽出されたヒノキチオールを主成分にしています。人にやさしく、環境をまもる「MAMORUKUN」を生活の色々な場面でご活用下さい。これから冬を迎えますがインフルエンザの予防、ノロウイルス等の二次感染防止にお役立て下さい。

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