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快適生活研究所情報 2006年08月号

弊社経営理念
信頼のネットワーク、人に優しい天然素材で快適生活のお手伝い

(1)怖いお話

私の散歩仲間で親しくして頂いている御坊さんからお聞きした怖いお話をご紹介します(本当にあったお話です)。知り合いの区長さんから次のような相談があったそうです。

久しぶりに会ったご主人に「最近奥さんにお会いしませんがお元気にされていますか」と尋ねたら、最近病院で亡くなりましたとのこと。「お葬式はいつ出されたのですか」と聞くと、「二人の息子が仕事で忙しく葬式どころではないと言うので直ぐに荼毘にふしました」との返事。しばらくして道で会うと随分痩せていて目もうつろ。お線香でもと思い自宅を尋ねると、その男性から「家内は家にいますよ」との驚くべき返事が返ってきました。そう言えばなにやら人がいるような気配も漂っています。どうしたものでしょうか。

御坊さんも本人から相談があったのなら供養に行きますが、区長さんから頼まれたからといってでしゃばる訳にもいかないのでお断りしたそうです。二人の息子さんは有名国立大学をでたエリートだそうです。 8月13日のお盆にご先祖様のご供養を致しましょう。

(2)棋士 羽生善治氏 自分の将棋を究める。変化を恐れず進化する。

25歳で七冠を制した天才棋士。現在「王位」「王座」「王将」の三冠を持つ。150人のプロ棋士の頂点に立つ。羽生は「玲瓏」を大切にする。雑念に捉われず澄み切った心で盤面に向かうように自分を戒める。30歳を過ぎてから羽生の将棋が変わった。かつては一手指すのに千手先を読むと言われたが、今は手を読むことよりも大事なことに気が付いた。勝負の流れを読むことだ。大局観。全体的な判断で手をさがす。年数を重ねると手堅くいくとか、無難にいこうと考える。そこからは何も得られない。何か極めて自分のものになるのだったら一つ二つ負けても苦にならないと考えるようになった。10年経ってから棋士としてどう生きていくのか、迷いが生じてきた。その上にひらめきや記憶力が衰えてきた。守りに入り、無謀なことをしなくなった。その上に決断がにぶくなり、ためらいが生じ、選択が中途半端になった。王将、名人のタイトルを失い王座の一冠だけに。そんなある日見慣れているはずのある光景に目が留まった。若手棋士と対局するベテラン棋士達。還暦を越えてなお懸命に自分の将棋を極めようとしていた。ただ勝つためだけに将棋を指すわけではない。自分の将棋を極めようと思った。20年、30年、40年情熱を持って続けることはすごいことだと気が付いた。同じペースで走り続けることはある意味で一番の才能ではないのかと思うようになった。35歳になった今最後の拠り所にする大切な流儀がある。それは直感を信じること。直感とは今まで蓄積されたものの中から迷いなく浮き上がってきたものだと言う。勝負師として一番大切にしていることは、変化を恐れずに進化していくこと。ぶれない心をどれだけ維持することができるかに腐心する。リスクなくして成長はない。常に極限の選択をしなくてはならない。重圧が掛かる。しかしその中で全力を尽くしていることに充実感を感じると羽生は語る。

(3)お盆休みのお知らせ

誠に勝手ながら8月11日(金)から18日(金)まで休ませて頂きます。

※MAMORUKUN豆知識は今月勝手ながらお休みします。
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