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快適生活研究所情報 2007年12月号

経営姿勢:当社は「いのち」と「こころ」を大切にする経営に徹します

経営理念:信頼のネットワーク、人に優しい天然素材で快適生活のお手伝い

(1)タクティールケアってご存知ですか

簡単に言うとスエーデンで開発されたマッサージ療法です。普通のマッサージと違うのは強く押すことがなく、オイルを使って柔らかく包み込むように触れる点です。皮膚と皮膚を通してのコミュニケーションに重きが置かれています。痛みを和らげる効果もあるそうです。昔から治療を「手当て」といいますが正にその通りですね。認知症の方の不安感を和らげ、気持ちを落ち着かせ、信頼感を引き出し、それに伴って良い気分になったり、不安感や恐怖感を緩和させるそうです。

(2)生物と無生物のあいだ 福岡 伸一さん 著

私たちが今あるのは祖先から脈々と「生命をつないで」きたからです。この本を読むとその科学的な意味がよく理解できました。少し難しいですがほぼ原文のまでご紹介します。

生命とは何か? それは自己複製を行うシステムであると先ずプロローグの中で書かれています。続いて「DNAの二重ラセンは互いに他を写した対構造をしていて、ポジあるいはネガとしてラセン状のフィルムに書き込まれている暗号、これがとりもなおさず遺伝子情報である。これが生命の自己複製システムであり、新たな生命が誕生する時、あるいは細胞が分裂する時、情報が伝達される仕組みの根幹をなしている。」「DNAは長い紐状の物質であり、その構成単位は4文字でAとCとGとTで出来ている。」「DNAにはその配列の中に、生命の形質を転換させるほどの情報が書き込まれている。」「単純で無意味に見えたDNAは、タンパク質の配列情報を担い、保存し、他者へ運び込み、そして複製しうる情報高分子となりえた。」「そして実際に自然界で起こっている突然変異、ひいては進化そのものも、DNAの文字上に起こされたごくわずかな変化が、タンパク質の文字を書き換え、それが場合によってタンパク質の作用に大きな変更をもたらすことで引き起こされるのである。」「一つの細胞が分裂してできた二つの娘(じょ)細胞に、このDNAを一組ずつ分配すれば、生命は子孫を残すことができる。そしてこれは地球上に生命が現れたとされる38億年前からずっと行われてきたことなのである。」 だからこそ私たちは今ここに存在しています。自分勝手に生きているのではなく「生かされている」のです。私たちには子孫にこの尊い「生命をつなぐ」大きな責任と使命があると思います。

(3)MAMORUKUN豆知識 感染症にご注意下さい

昨年12月はノロウイルスが全国的に猛威をふるい、高齢者施設、保育園、ホテルで患者さんが続出しました。普段「まもる君」をお使いの高齢者施設や保育園では幸い発症がなく大変喜ばれました。また何人か発症してテスト的に導入された施設さんでも発症を押さえることができ驚かれました。フロアーへの次亜塩素酸ナトリウムの散布と平行して、室内に少なくとも1日3回以上噴霧し除菌されることをお勧めします。今年はインフルエンザが大流行する兆しがあると新聞、TVで報道されています。ノロ同様「まもる君」で予防されることをお勧めします。