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快適生活研究所情報 2008年11月号

経営姿勢:当社は「いのち」と「こころ」を大切にする経営に徹します

経営理念:信頼のネットワーク、人に優しい天然素材で快適生活のお手伝い

(1)人生はあなたに絶望しない 浜松医大付属病院 永田勝太郎先生

先生はある薬剤から筋萎縮症になり、車椅子生活を余儀なくされました。担当医から近い将来寝たきりの状態になると宣告され絶望のどん底に落とされました。そんな時親しかった故フランクリン先生の奥様から「あなたが人生に絶望しても人生はあなたに絶望しません」としたためた見舞い状が届きました。それは「あなたを待っている誰かや何かがあるはずです。人生を諦めてはいけません」という励ましでした。その言葉で先生は蘇りました。そんな時沢山の教え子がお見舞いに来てくれ、「よし、もしも生きられたら医学教育に一生を奉げよう」と決心されます。主治医の許しを得て近くの鍼灸師さんの鍼治療を毎日受けました。その女性鍼灸師さんは毎日先生の愚痴を聞き、一緒に泣いてくれたそうです。そして奇跡が起きて全快されました。

フランクリン先生はアウシュビッツ捕虜収容所を描いた『夜と霧』という著書で有名な方です。彼はあの絶望的な所で色々な人をつぶさに観察しそれを小さなカードに書き留めました。人のパンを横取りしたり、服を奪い取ったりする多くの人の中で、自分のパンを分け与えたり、服を上げたりするような人もいます。そこで分かったことは、生きる意味を持っている人、いかにささやかでも子供のために生きなければならないと思う人は神さまのような行動をとるということでした。先生はちょっとしたことでも笑い、「いのち」を生き抜いた人で、周りの人に元気を与える方だったそうです。奥さまといつも仲が良かったのを不思議に思い、その訳を尋ねると、「新婚の頃はあばたも笑窪ですが、何年かするとあばたはあばた、笑窪はえくぼに見えてくるものです。だから顔を見ないで同じ方向(目標)を見るようにしています」。なるほど。倦怠期を迎えた方には参考になるお言葉ですね。

(2)MAMORUKUN豆知識 新型インフルエンザ抑制効果

先日読売新聞でこういう見出しでヒノキチオールを使用した新製品が紹介されていました。その記事の一部をご紹介します。

ジ社は2003年大阪府立大学との共同研究で、ヒノキチオールに新型肺炎(重症急性呼吸器症候群=SARS)とほぼ同じ遺伝子配列のウイルスの感染力を低下させる効果があることを確認していた。ただ、ヒノキチオールだけでは、インフルエンザウイルスに対しての効果が小さく、実用化は難しかったため、大槻公一京都産業大学教授らの協力を得て改良。亜鉛を添加することで従来の約50倍の効果が生まれることが分かり、両大学の試験で、鳥、人両方のインフルエンザウイルスを不活性化させることに成功した。

この記事について「まもる君」開発者の宮明邦夫社長からお話を伺いましたのでご紹介します。

「まもる君」はヒノキチオールを主成分にしていますが、青森ヒバやタイワンヒノキの精油成分を使用した複合フィトンチッドです。その精油成分をヤシ油石鹸で乳化させることにより水に混合させることに成功しました。そのためインフルエンザウイルスの大敵である加湿効果を与えることができたのです。すなわち「ヒノキチオールの水溶化」の難題を克服したのです。

この点を是非ご理解頂き今後とも「まもる君」をご愛顧頂きたいと思います。