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快適生活研究所情報 2010年10月号

経営姿勢:当社は「いのち」と「こころ」を大切にする経営に徹します

経営理念:信頼のネットワーク、人に優しい天然素材で快適生活のお手伝い

(1)今求められる国のリーダーとは

予想通りと言うべきか民主党代表選挙は菅総理の圧勝に終わった。主な勝因は政治と金であり、首相を3ヶ月しかやっていない菅さんを降ろすのはおかしいということであった。まさに理性的な判断が下ったと言うべきか。たまたまテレビのある番組を見ていると落語家のTさんが「私ら仲間内で飲んでいる時は「一度小沢さんにやらしたらええのに」という意見が多いんですが私らはおかしいんかな」と話し、それに対し、M新聞社のYさんが答えに窮した場面に出くわした。

丁度今読んでいる月刊誌にソクラテスについて興味深いことが載っていた。「ヨーロッパ人はソクラテスを自らの死を厭わずに真理を探究した立派な人だと讃えていますが、それは彼らが理性を人間の本質と考えているからです。」「ソクラテスは正しいことのためなら人を傷つけても致し方がないという信条のもと、多くの人と論争しました。そして、相手の真実に対する無知を暴いて論争に勝つという説得の論理を開発した最初の人物です。しかしその結果、ソクラテスは多くの民衆の眼前で赤っ恥をかかされた人たちの恨みを買い、訴えられて死刑を言い渡されました。」

「理性や知性というのは耳障りがいい。その耳障りの良さに人間は幻惑されてしまう。」「人間に欲や我や偏見があるのは当たり前。それを認めて生かしきるという肯定的な倫理道徳を持って活動することが大切なのではないか。」「政治家の使命は国民の生命、財産を守ることですが、国民に夢や希望を与えないと国民が生き生きとして活動をすることが出来ない。」

「昭和初期の政治家中野正剛は「国というのは一人によって興るぞ」と言ったそうです。強烈なカリスマ的な指導者一人出れば、国というものは興すことが出来ると」思わず吉田松陰が脳裏に浮かびました。確かに彼一人で明治維新の原動力となった多くのリーダーを世に輩出し国を興したのです。しかし今の日本には・・・。

(2)デトックス(有害ミネラルを体外に排出させる方法)

アスベスト被害、水俣病、イタイイタイ病など、ある種公害病をご存知の方は多いのですが、自分には無縁な病気だと思っている方が大半です。しかし環境汚染による生活環境の悪化や食品添加物による健康被害が進む昨今、他人事のように考えていていいのでしょうか。

メチル水銀をはじめとする有害物質による体内汚染は今も静かに進行していると大森隆史先生(広島県福山中央病院長)は著書で指摘されています。水銀は25度以上で簡単に気化する性質があり火力発電所やゴミ焼却場などから大気中に拡散されています。それが海に流れて魚介類の体内に蓄積され私達の体内に入ってきます。

また先生によると身近にあるもので一番危険なのは水道管から溶け出す鉛だそうで、昭和初期から50年代までに敷設されたものは鉛が使われているそうです。鉛は中枢神経に作用し、精神遅滞や学習障害、多動性障害を引き起こします。これらの有害物質を体外に排出する能力が人間には備わっているので、この機能を回復させ高めてやることが大切だとおっしゃいます。

代表的なデトックス食材としてタマネギ、ニラ、ニンニク、レンコン、トマト、アスパラガス、ブロッコリーなどがありますので大いに利用するように勧めておられます。興味がおありの方は「重金属体内汚染の真実」(プレミア健康選書)をお読み下さい。