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快適生活研究所情報 2010年12月号

経営姿勢:当社は「いのち」と「こころ」を大切にする経営に徹します

経営理念:信頼のネットワーク、人に優しい天然素材で快適生活のお手伝い

(1)はやぶさ帰還の意味するところ

昔経済一流、政治は三流と言われていましたが、今科学は一流、政治は相い変わらず三流と言われることでしょう。ノーベル賞の受賞もさることながら、7年60億キロの宇宙の旅を終えて地球に無事帰還した小惑星探査機「はやぶさ」の快挙は多くの日本人に感動を与え日本の素晴らしさを世界に誇示したと思います。

このプロジェクトを進めた川口淳一郎氏がラジオ深夜便や月刊致知で淡々と語られたことを少しご紹介します。この「はやぶさ」は30年前に「さきがけ」という彗星探査機を打ち上げた後、「小惑星サンプルリターン小研究会」の中で検討されたそうです。ところで何故小天体のサンプルリターンを目標にしたのかというと、“小天体を知ることが地球のなりたちを知ること”になるからだそうです。地球は幾つかの小天体が互いの重力で引き寄せ合い、熱を持って溶け合って一つの天体になったのですから、小天体は昔地球を作った破片の一つだと考えられるわけです。その意味で今回「はやぶさ」が持ち帰った1500個の採集物を調べることで、太陽系の成り立ちや生命の起源などが解明される糸口になり、地震や気象などを究明することにも繋がっていくそうです。

今回のサンプルリターンは宇宙へ行って帰ってくるための技術の基礎を作ったことになるとお話になりました。そのために「はやぶさ」は5つの技術実証を担いました。一つはイオンエンジンです。従来のエンジンと比べ燃料効率の高いエンジンを3台同時に運用して4万時間にわたる稼動を可能にしました。勿論世界で始めてのことです。二つ目はレーザー高度計や近距離センサーを使って自ら自分の位置を判断し姿勢を整えて、目標に近づく高度な自立機能を持つ技術です。三つ目、イトカワは非常に重力が小さい惑星なので、そこで物質を取る際に金属球を打ち込んで表面を砕いて飛び散った岩や砂を採集する方法を取った技術です。四つ目は地球スイングバイといってイオンエンジンの飛行に、地球の重力を利用した加速方法を採用した技術です。そして五つ目は再突入カプセルです。カプセルは大気圏に突入する際、カプセルが受ける最大空力加熱量はスペースシャトルよりも10倍以上大きく、この耐熱材料開発は世界最先端の技術なのです。

このプロジェクトが成し遂げられた要因は、前人未踏の境地に挑戦しようと考え、一度やると決心したら挫けずに、ゴールを目指し続けたことだとお話になりました。この分野で一躍世界のトップに躍り出たわけです。おりしも12月宇宙戦艦ヤマトの実写版が封切られます。「はやぶさ」同様ヤマトも未知の星イスカンダルに旅立ち、使命を果たして地球に帰還しました。

(2)感染症の季節です。「まもるくん」をお試しください

インフルエンザやノロウイルスが流行り始めました。早くも京都市のある学校ではインフルエンザで学級閉鎖を行いました。特にノロウイルスの患者数は既に昨年の倍で、過去10年で2番目に多い記録だそうです。「まもるくん」の主成分ヒノキチオールは除菌力に優れ、即効性が特徴です。2年前ですがある特養で7人発症しましたが、「まもるくん」をお使いになり、それ以上の拡大を阻むことが出来ました。また地元保育園さんでは普段から「まもるくん」をお使い頂き予防環境を整えておられます。