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快適生活研究所情報 2012年2月号

経営姿勢:当社は「いのち」と「こころ」を大切にする経営に徹します

経営理念:信頼のネットワーク、人に優しい天然素材で快適生活のお手伝い

(1)保護司 大沼えり子さん

 割烹の若女将をしながら犯罪を犯した少年の更生援助に当る大沼さん。親から愛されていない子供が全て非行に走るとは思いませんが、「お前はいらない」「お前を生んだのは間違いだった」「お前がいるだけで迷惑なんだ」といつも言われて育てられた子供が、普通に育つとも思えません。大沼さんの著書にはこれまで経験された実話が出てきます。中でも大沼さんが保護司になろうとしたきっかけに感動しました。小1のご長男の友達が大勢家に遊びに来ていて、手作りのお菓子をおやつに出したりしてわが子同然に可愛がっていました。ただ我が子になるルールを決めていました。嘘をつかない、人に迷惑を掛けない等々です。その中に一人、他の子と遊ばず、いつも大沼さんから離れない少年がいました。母親が病のため愛情に飢えていたのでした。母親のぬくもりを知ってほしいと取り分けその少年に愛情を注いでいました。そんなある日少年が友達の人形を盗んだことで家族を巻き込む騒ぎになりました。亡くなったお人形は少年の家で見つかりました。家庭の事情で玩具も満足に買ってもらえない少年。盗ったのではなくきっと欲しかったのだと思い、少年に一緒に謝りに行こうと言いました。ところが少年は謝ろうとしません。大沼さんは心を鬼にしてもう二度と家には来ないようにときつく叱ったのでした。それから2週間後布団を干していると門のあたりに小さな人影があり、チャイムを押そうかどうかためらっているようでした。少年が毎日自宅の前に来ていることを長男から聞いていて思わず駆け寄って少年を抱きしめました。少年は何度も何度もごめんなさいと謝っていました。そして「あれは盗ったんじゃなく、もらったんだ」その後この少年は家庭のことで心を荒ませ非行に走り、とうとう少年鑑別所に送られました。大沼さんは嫌がる少年を説得し少年の担当保護司になりました。もう一度少年の笑顔に会いたいとの思いで。続きは著書でどうぞ。(KKロングセラーズ君の笑顔に会いたくて)

(2)絵本作家 葉祥明さん 心に響く声

 子供の頃図工と国語が大好きで、それが一体になった絵本を描くようになったと話す葉さん。氏の絵本にはどこまでも広がる地平線が多く、それはご出身の熊本県にある阿蘇山の原風景です。葉さんのお話を紹介します。
 「どんなに考え、思い悩んでも、どうにもこうにも身動きならず、万策尽きた、その時こそ実は人生最大のチャンスなのです。自分の苦しみを通して、他の人の苦しみや痛みが分かる。素晴らしい人間になれる良い機会です。こんな時にこそ、人間や社会や人生、そして自分自身を深く見つめ直しましょう。そして心がけ次第では、人生に於ける本当の学びさえ得られます。私たちの苦しみは何のためでしょう? 全ての苦しみの真の目的は、神との出会いです。」

(3)まもるくん豆知識 お口の中を除菌 うがいの効用

 インプラント治療をして何年か経過し、具合が悪くなったOさん。医者から今度歯茎が化膿したら再度インプラント治療するように勧められました。そこで「まもるくん」に出会い、水に数滴たらしてうがいをするようになりました。すると化膿しなくなったのです。ご本人も不思議がっておられましたが、医者も同様でどうしてだろう?と話されています。 インフルエンザが大流行しています。手洗いとうがいを忘れずに。