HOME > 快適生活研究所情報

快適生活研究所情報 2014年10月号

経営姿勢:当社は「いのち」と「こころ」を大切にする経営に徹します

経営理念:信頼のネットワーク、人に優しい天然素材で快適生活のお手伝い

(1)チャンスは努力する者に訪れる 澤岡昭 大同大学学長

 80歳で宇宙飛行士になるのが夢だと真剣に話される澤岡氏。(現在76歳)JAXAで宇宙材料実験を行うプロジェクトで活躍されていました。そこで宇宙では加齢が進むことを知り、自身が被験体としてステーションに長期滞在したいと考えられました。
 15年前から大同大学の学長として改革に取り組まれています。同大学では受験者が減少して経営が苦しくなっていました。まず取り組まれたのは研究と教育のバランスを取ろうとして、どちらも中途半端になっていたのを見直し教育に専念されました。定年を引き下げて、教員の選考を教授会主導とし、企業を役職定年になった50代の優秀な人をどんどん採用して実学に力を注がれました。授業参観制度を導入して教員同士で授業参観して内容を討議し講義内容のレベルアップに取り組まれました。さらに学生達に講義を評価させています。こうして先生達の意識を変えていかれたのです。そこには「このままでは大学が潰れてしまう」という強い危機感があり、それで皆大きな改革を受け入れることが出来たのです。
 澤岡氏は小学校6年生の時に不登校の経験があります。学校に行く時間になると頭が痛くなり、母親が心の病を心配して周囲の反対を押し切り、1年間学校に行かせませんでした。その1年間母親の書棚にあった婦人雑誌や本を片っ端から読んだそうです。一年遅れて6年生になり、友人もいないので問題集を眺めて過ごしていたら、中学に入って受けた実力テストで2番の成績を収めることができ、周囲の友達から評価されました。それから人間がガラッと変わりました。「その不登校の体験から確信したことは、人間は変われるということです。それは私の原点でもあります。大学の改革に取り組む時にも「目覚めよ、DNA」というスローガンを掲げて、大同大学に行けばおお化けするぞと宣伝して歩きました。「月並みですが人生では決して遅すぎるということはない。いくつになっても変われるチャンスはある。今日よりは明日、明日よりは明後日、0.1%でも0.5%でも成長する努力を積み重ねている人だけにチャンスは訪れるものです。年齢には関係ありません。そういう日々を積み重ねて生きたいと考えて「八十歳で宇宙飛行士になる!」と宣言しているわけです。」「日本人の多くがそういう生き方をすれば日本も世界から尊敬されるでしょう。東日本大震災以降、日本の素晴らしさが世界から認識されるようになりましたが、私達一人一人の心がけでもっともっと尊敬される国になることができるし、またそれが日本にとって最大の安全保障にもなります。」 対談された村上和雄先生(筑波大学名誉教授で遺伝子工学の権威)は「人間は歳をとっても意欲と情熱さえ失わなければ、それまでの蓄積と相乗効果でまだまだいくらでも可能性は開けてくる」と話されました。もう歳だからと弱音を吐いたり諦めたりしては駄目ですね。小さくても自分だけの夢やチャレンジ目標を持たなければと思いました。

(2)まもるくん豆知識 虫除けに「まもるくん」

 東京代々木公園から全国に感染者が拡大しているデング熱。9月10日ついについに100名を超える方が感染し、国民の関心が高まっています。今のところ治療薬もワクチンもありませんから、とにかく蚊に刺されないようにする以外予防方法がありません。化学薬剤入りの虫除けスプレーは使いたくない方は、ヒノキ、ヒバから抽出されたヒノキチオールで出来た「まもるくん」をお勧めします。衣服に噴霧し、特に露出したお肌には念入りに噴霧して摺りこんでください。9月がピークですが11月まで蚊はいるので気を付けて下さい。