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快適生活研究所情報 2025年6月号 |
経営姿勢:当社は「いのち」と「こころ」を大切にする経営に徹します
経営理念:信頼のネットワーク、人に優しい天然素材で快適生活のお手伝い
(1)北大路魯山人「梅にうぐいす」。
明治から昭和にかけて広範な文化人として活躍した魯山人。氏が、ある女性歌人のインタビューに答え、実に面白いことを言っています。その一部をご紹介します。
「わたしは、このひとは歌人だから、歌の話に寄せて説明すればいいだろうと考えた。そこで、「あなたは歌を作られるそうだが、どうですか、まあ歌のことから考えてみてください。鶯(うぐいす)の歌を作ろうと思われたら、いや作りたい時に、鶯には何を配しますか」「先生、梅に鶯では、あの、あまり陳腐ではございませんでしょうか」 わたしは呆れて尋ねた。「それでは伺いましょう。あなたは何のために歌を作られるのでしょう。いや、何のためといって悪ければ、なにを表現しようとなさいますか」「それは先生、真実を表現することでございますわ」「真実を表現するためには、真実を見出すことが必要ではないでしょうか」「もちろんでございますとも」「それなら鶯はどんな木に止まりますかね」「それは、だからいろいろでございますわ」「うーむ。これはおもしろい。あなたの鶯は浮気ものですね。わたしの庭に来る鶯は、やはり、梅の木に止まります。・・「梅に鶯ということは、言葉の語呂のよさでもなく、絵描きの都合上そうなったのでもない。やはり、鶯自身の自由な意志で、梅の木に止まるのですよ。それを見た絵描きが、いつも鶯が梅に止まるので梅に鶯を描いた。他の絵描きも描いた。年々このようにして梅に鶯が描き継がれてきた。歌人もこの事実を歌った。そして、幾春秋、梅に鶯は一つの真実の美から、概念の美になってしまった。・・ 梅は何百年も前からある。鶯もそうだ。料理の材料だって人間の食べるものは、だいたい決まっている。古くから、人間が食べなれている料理だから、この料理の取り合わせは陳腐だといい切ってしまっていいかどうか。一つ、誰も試みていない新しいものを取り合わせてやれ。握り寿司にすましは古いから、一つ、すましのかわりに豚カツを添えてやれ、ということになったら無茶苦茶。鶯は梅を好む。好むところに調和がある。すき焼きの後では茶漬けが食いたい。洋食の前にスープを飲めば食欲が出てご馳走がおいしい。すべて、好むところに調和がある。……すべて調和か統一かが大切だ。そして、季節のいちばん感じられるものがいいとわたしは思う。色の配合も、調和か統一だと思う。」 この話を読んで、先の5月号で、「あるべき物が、あるべき場所に、あるべき様に、ある」と山本周五郎さんの言葉を紹介しましたが、その言葉と重なってくるように思いました。調和や統一が乱されれば平和ではありません。 感染症は生活の調和を乱します。「まもるくん」が除菌環境を整えて安心をお届けします。
(2)ホコリが気になりませんか。
近辺に田畑が残る比較的田舎に住んでいる私ですが、最近とみに「埃(ほこり)」が気になります。昨日まで黄砂で困っていましたが、最近部屋に浮遊するごく小さな埃がマットや床に落ちているのが気になっています。勿論その都度掃除すればすむことですが。空気は田舎ですから都会よりも比較的にいいと思いますが。皆さんの所は如何ですか。このホコリはウィキペディアによると「埃は、繊維から出る糸屑・毛髪・ダニ・ダニの糞・カビの胞子・フケなどが空気中に浮遊している状態や床などの隅に集まっている状態である」とあります。 今は「まもるくん」を毎日数回室内に噴霧しています。それによって感染症を予防するだけではなく、お部屋の消臭をし、併せて「まもるくん」がダニやカビを包み込んで浮遊するホコリを一緒に下に落としてくれます。一度を試しください。