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快適生活研究所情報 2023年10月号

経営姿勢:当社は「いのち」と「こころ」を大切にする経営に徹します

経営理念:信頼のネットワーク、人に優しい天然素材で快適生活のお手伝い

(1)ウクライナに平和をもたらすには

江戸幕府3代将軍家光の代に九州の大藩肥後熊本藩加藤家が改易されたのに次いで福岡藩の「黒田騒動」が起きています。その経緯を簡単に説明すると増え続けるキリシタンに手を焼いた幕府は、先ず島原藩主板倉重政の主導でルソンを偵察し、そののち出兵することを準備していましたが、重政が亡くなったためその動きは頓挫しています。その後を継ぐ形で登場したのが当時長崎奉行で謀臣竹中采女正(竹中半兵衛の従妹の子)で、彼を使いルソンを軍事侵攻し、宣教師の派遣を抑え込もうと考えました。問題はその兵力で、竹中が考えたのは熊本の加藤(藩主が2代将軍秀忠の嫌う松平忠長(後謀反を疑われて改易)と懇意にしていたことが起因)、福岡の黒田(藩主と筆頭家老とがもめていることにかこつけて)の秀吉恩顧の大藩を取り潰し、その不満武士たちをルソン侵攻軍に当てようと考えたのです。これを阻止して黒田家を守ったのが、筆頭家老栗山大膳(利章)でした。彼は黒田長政がなぜ徳川に加勢したのかを家光に説得力をもって証しています。結果として長政の加勢は家康に関ケ原勝利をもたらしました。それゆえ関ヶ原後に家康自ら「徳川感状」を与えています。大膳は将軍家光に太閤秀吉の朝鮮出兵の非を上げ、ルソン派兵に異を唱えて、こう説諭しています。「朝鮮が攻め寄せて参ったわけではありません。太閤が海を越えて異国での戦さをしたいと望んだだけのことです。されど武士は遊びの道具ではございません。大義無き戦に駆り出されれば、そのことを恨み、いずれ背きます。されば黒田家は関ヶ原にて家康公にお味方したのです。」この説得で家光はルソン出兵を考え直しました。これはロシアのウクライナ侵略に相通じます。今世界で求められているのは栗山大膳のような深い洞察力を持ち、愛する国のために身を捨てて、正義を貫き通す政治家だと思います。(詳しくは葉室麟「鬼神のごとく―黒田叛臣伝―」を)

(2)強くなるゴキブリへの対応

もう9月の半ば過ぎというのに暑さは止まることがなく、(京都の16日の気温は36.4度)長期天気予報を見ると10月に入っても暑さが続くそうです。考えるだけでうんざりしますね。今朝散歩の折、シオカラトンボを1匹だけ見かけました。赤トンボはもう見かけなくなりました。先月も書きましたが、異常な暑さのせいかどうか分かりませんが、例年以上にダニの多さを感じます。そしてゴキブリの多さを実感しています。今日初めていつも行くスーパーでフロアーを這う1匹のゴキブリを見かけました。いや驚きました。友人からも「ゴキブリ○○をしても取り逃がしが多いしな」との声を聞きました。2021年12月に発表されたアメリカでの研究によると殺虫剤を使うほど耐性が増していくそうです。研究対象のチャバネゴキブリはアフリカ原産で東南アジアから輸出貨物船で全世界に広がり、今や最も一般的なゴキブリになっているそうです。私はゴキブリ対策として寝る前に「まもるくん」を部屋にまんべんなく噴霧し、「まもるくん」を十分にしみこませたティシュを丸めてゴキブリが出そうな所に30cm間隔で置いています。今のところ成果が出ています。ご参考まで。

(3)新型コロナウイルス「エリス」第9波の感染拡大にご用心ください

ご承知の通り5月から2類から5類に移行したのに伴い、医療費は自己負担になりました。そのため抗原検査だけですまし、PCR検査までやらない方やお薬の処方を断る患者さんも出てきているそうです。全国的には緩やかに増加し、宮城、千葉、埼玉、石川では流行しており、学校閉鎖や学級閉鎖が相次いでいます。当地でも学級閉鎖が出ていると聞いています。まだまだ油断できませんので、私は免疫力を落とさないような食事をとり睡眠をとるようにし、人が多いスーパー等に出かけた際は「まもるくん」を内側に噴霧したマスクを着用しております。ご参考まで。